マイケル・ルー の魅力

東洋が生んだ天才アーティスト

マイケル・ルー 1980年代、マイケル・ルーは突然登場しました。彼がアートエキスポ・ニューヨークに出展した作品は、絵画の常識を覆すものであり世界に鮮烈な衝撃を与えました。 大胆な構図と奔放な色使い、そして、グワッシュ、パステル、コラージュなどの多重表現は、教科書や伝統が教えなかったものばかりでした。それらを駆使して描き出す躍動のイメージは、新しい美術の可能性を示すだけではなく、心の温もりやユーモアを謳い上げ、観る者の心をとらえて放しませんでした。 ルーは、今でも新しい美の可能性を探究し続けています。現在、無限に豊かで広がりのある表現を実現しようとしています。そして、子供の絵のようにわかりやすく、しかも格調の高い美術作品を創り続けています。 ルー作品は『どんなに時代が進もうと、生きているすべてのものが、自分らしさを発揮し、しかも、お互いを大切にして平和に暮らそう』と語りかけています。
     マイケル・ルー
 

ユーモラスに描かれた猫の魅力。

猫の魅力 - それは人に媚びず自由で、なおかつ愛くるしいところ。飼猫である”ファジー”をモデルにして描かれた作品の中の猫たちは、そんな魅力が溢れています。ユーモラスでアクティブ、時に人をくったようなこともするけど憎めない。いってみれば、あの『吾輩は猫である』を絵にしてしまったような、そんな猫たちです。時間に追われ、慌ただしい日々を過ごす現代人にとって、”猫の生き方”こそ理想なのかもしれません。

鮮やか、かつ癒される色彩。

マイケル・ルーは、まさしく ”キレイ、アカルイ、タノシイ!” をまるごと作品にしたアーティストです。一見、大胆に感じられる色使いですが、緻密に構成されているため、激しさの中に不思議な安堵感が漂っています。これは、台湾生まれのルーが持つ東洋的要素と、アメリカでの体験で養った西洋的要素の融合による賜物です。”明”と”暗”を巧みに使い、下地の白を効果的に活かす天性の才能が、西海岸の開放的な環境により、鮮やかな色となり一気に開花したのです。

流れるような躍動美!おおらかな描線。

1950年、台湾に生まれたマイケル・ルーは、7歳の時、東京国際児童絵画コンクールで1位に輝くなど、幼少の頃から ”絵の天才児” として注目され、33歳でアメリカに移住するまで、画家としての基礎を台湾で学びました。その間、水墨画など、東洋の絵画技法にも熱心に取り組んでいます。 ”一筆書き” のような流れるような躍動感とためらいのないおおらかな線は、そんな東洋で培った高度な技術を持ったルーだからこそ描けるのです。

根底に流れる生命愛。

マイケル・ルーは、真のエコロジストです。
モチーフを見ればわかるように、人・動物・魚・自然 - その調和こそがルーの主題なのです。放射線状に描かれた建物からも、地球の丸さをイメージすることができます。そこには、地球上に生きるすべての生命の尊さが ”ユーモア” のエッセンスを効かせ表現されています。
”この星の全ての生きものたちが調和しながら愉快に生きて行く” という地球賛歌の壮大なテーマを、おおらかに謳いあげています。
 
 

 【 プロフィール 】

      1950   台湾に生まれる。
1957〜1961   絵画の天才児と言われ、7歳の時、東京国際児童絵画コンクールで1位になる。 
児童絵画の最高の指導者、ジュン・ミン・シンについて本格的な勉強をはじめる。
1966〜1969       台湾の美術工芸学校に学び、首席で卒業。
1968〜1983   台湾の主要な新聞や雑誌のイラストレーターとして活躍。
同時期、重要な国際的出版物に挿絵画家としてかかわる。
●ユネスコ関連出版物
●台湾文部省発行の児童用絵本 (ベスト・イラストレーション賞を受ける)
●スイスの雑誌 ”THE ILLUSTRATEDILLUSTRATION
      1983   自分の絵画を世界に問うため、最も先進的なアメリカに移住。
オーテイス・パーソンズ研究所に学ぶ。
母国台湾での個展を経て、カリフォルニア州各地、ニューヨークの主要画廊で個展を開催。 アートエキスポ・ニューヨークで、一般から専門家まで広く注目するところとなり、 米国画壇に衝撃的なデビューを飾る。
      1987   MPPによりマイケル・ルーの日本初のプロモーションスタート。性別、年齢を問わず、幅広く評価され、熱心なファンを獲得する。
      1990   ヨーロッパにデビュー。伝統的な市場に新しい美意識を切り開く。
      1992   米国、ヨーロッパ、日本を中心に世界各地でグループ展・個展を開催し、絶賛を博している。
     
      2012   MLJ(マイケル・ルー・ジャパン)設立。新しいルー芸術の新境地を開く。
     
 
 

ルーグラフとは・・・

ルーグラフ作成の様子 マイケル・ルーがコンピュータ上で、作画・配色・製版を行い、ルースタジオ内にある高解像度プリンターで刷り上げたジクレー版画作品です。他の作家が行っている「原画をスキャナーでPCに取り込み、ジクレーで複製出力したもの」ではありません。職人の手を一切借りず、木版画・銅版画・シルクスクリーンなどの長所を取り込んだ、全く新しいオリジナル版画を完成させました。